中国・アジアの工場進出情報

2009.10.15 Vol.21 No.18
アジアの危機管理
《インドネシア》ノルディン死亡後のテロ・ネットワーク
厳重な対テロ警戒を継続すべきいくつかの理由

 インドネシア国家警察の対テロ特殊部隊が9月中旬に中ジャワ州内で実施した摘発作戦で、東南アジアの広域テロ組織「ジュマー・イスラミア(JI)」の分派(武闘派)を率いていたノルディン・モハメド・トップ容疑者が死亡した。同国の対テロ当局にとって大きな成果であることは間違いない。ただ、同容疑者が死亡しても、新しいリーダーが率いる「ノルディン・グループ」を含めたイスラム過激派のテロ・ネットワークが同国内で今後もテロ攻撃を実行する危険性は依然として存在する。むしろ、引き続き厳重な警戒を怠ってはならないだけの具体的な理由や徴候がいくつもある。
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