中国・アジアの工場進出情報
2009.10.15 Vol.21 No.18
ビジネスレポート
タイで日系顧客をメインに健闘する中国系金型工場
広東省の実兄の工場と協力
タイで8年ほど前に創業した中国系の金型メーカーであるトップ・モールド(TOP MOULD、従業員数35人)が、不況下のタイで健闘している。2001年に設立して金型製造に取り組んできたが、2007年には隣接地に射出成形のトップ・プラスチック(従業員数80人)を設立した。汪友紅社長の実兄にあたる中国にいる汪有志氏は、2001年頃から中国に進出した台湾企業で働いて技術を習得した後に独立、起業した金型メーカーを急成長させている。メインの顧客が日系企業であるこの中国とタイの実の兄弟の工場が協力して事業を進めており、タイ工場は「将来はタイでの上場」(汪友紅氏)を目標にしている。
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