中国・アジアの工場進出情報

2009.9.15 Vol.21 No.16
ビジネスレポート
台湾企業が二酸化塩素製品の対日輸出狙う

 台湾の海の塩を原料に電気分解法で製造されている二酸化塩素(CLO)各種製品が、世界的にインフルエンザが流行する中で消毒用として台湾で注目されており、開発・製造している企業が近く台湾のハイテク団地に工場移転して生産の大幅拡大を開始する他、今後は医薬品としての認可もめざすという。台湾では病院、養鶏場などで同製品の業務用顧客も増えているが、日本など海外市場への原料輸出、OEM(相手先ブランドでの製造)による輸出も狙っている。
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