《シンガポール》 「ホテル警備ガイドライン改正版」を策定
8月13日に開かれた毎年恒例の「シンガポール・ホテル警備賞」授与式で基調講演を行ったホー・ペンキー上級国務相(法務・内務担当:Associate Prof. Ho Peng Kee)は、昨年11月に発生したインド・ムンバイでの無差別銃撃テロ、および今年7月のインドネシア・ジャカルタにおける同時自爆テロの両事件でホテルがターゲットになったことを指摘し、「シンガポールのホテル関係者・利用客は同事件から警備上の教訓を真剣に学びとる必要がある」と強調した。その上で、同国治安当局が同事件など最近の治安情勢を踏まえた「ホテル警備ガイドライン(2005)」の改正版(2009年版)を策定したことを明らかにした。