中国・アジアの工場進出情報

2009.9.1 Vol.21 No.15
ビジネスレポート
インドで、自動車産業支える
金属プレスの大工場が各地に完成

 年約300万台の自動車生産体制を確立したとされるインドに日本の自動車部品メーカーの進出、技術提携が進んでおり、自動車関連の金属プレス部品メーカーも大工場を各地に完成させている。1972年に創業したVENUSグループでは、これまでに各工場スペースの合計が7万7千平方メートルになっているが、このほど全工場スペースがほぼ倍増する5万7千平方メートル(14エーカー)の大工場をハリヤナ州ファリダバードで完成させた。日本企業の専用団地、ラジャスタン州のニームラナ工業団地をデリーからの日帰りで見学に行ったが、その近くでもシロキ工業が最近22%を出資したというテクニコ(TECHNICO)インダストリーズ社が、従来のマネサール工場の倍以上の数万平方メートルの新工場を立ち上げ中で、無数のプレス機械が導入されている。同社ではウインドウレギュレーターなどをインドのスズキ、GM、マツダ、タタやICM、ITLといったローカルの自動車や、トラクター・メーカーに納入すると言っていた。
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