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産業アナライズ<電子・電機> |
V字回復を遂げた韓国サムスン電子
4−6月期決算で営業損益が黒字に転換 |
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韓国の半導体最大手であるサムスン電子の業績がV字回復をみせている。世界的な景気低迷による半導体価格の急落で業績が大きく落ち込んでいたが、ここに来て半導体市況が持ち直してきたほか、中国向けのデジタル家電の輸出が戻ってきたことで業績も急速に回復している。同社の今年4−6月期決算の連結営業利益は最大で2兆6,000億ウォンを確保する見通しであり、1−3月期に比べて4倍に達する見通しだ。この営業利益は前年同期と比べてほぼ同じ水準まで戻したことになり、「世界同時不況の影響を色濃く残している日本の大手電機各社に対し、サムスン電子の業績の回復傾向が鮮明になっている」(大手電機メーカー幹部)と指摘されている。
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