中国・アジアの工場進出情報

2009.8.1・15 Vol.21 No.14
トピックス
アジアで拡大する原子力発電市場
日本勢も本格参入目指す

 世界的な原子力発電所の建設ラッシュが始まろうとしている。中国やインド、米ロなど原発大国はもちろん、「原発ゼロ地域」と言われた東南アジア諸国や、原発とは無縁だったはずの中東、そして北アフリカ諸国でも建設計画が相次いで打ち出されている。(社)日本原子力産業協会(JAIF)によると、2009年初時点で世界の原発は432基(3億9,044万KW)で、15カ国で52基(4,775万KW)が建設中。2008年には中国の5基を筆頭に計9基(889.8KW)が着工された。建設計画で群を抜くのはやはり中国だ。今年に入りすでに2基を着工しているほか、年内にさらに2基の着工を計画。2020年には7,000KWにまで引き上げる方針だ。
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