中国・アジアの工場進出情報

2009.7.1 Vol.21 No.12
産業アナライズ<自動車>
電気自動車戦争が始まる(前編)
戦略性が問われるEVビジネス

 三菱自動車工業は、日本で初めてのリチウムイオン(Li)型2次電池を搭載した純電気自動車(EV)「i−MiEV」を7月下旬から法人および官公庁・自治体向けにリース販売すると発表した。個人向け販売は来年4月から開始する予定だ。09年度の販売台数は1,400台を見込んでおり、ほぼ受注済みだと言う。軽自動車「i」をベースにする「i−MiEV」の車両価格は459万円。国の購入補助を受けても320万円であり、車両価格の約半分がLi電池の価格という状況だ。「Li電池の価格はこれからも下がり続ける」と国内の関係者は言うが、その一方で中国と韓国がLi電池で攻勢をかけている。99年に初めて韓国がLi電池の製造を開始し、それまで日本の独占だった状態が破られた。現在、日本のシェアは50%を切るところまで落ち込んだ。EV価格を左右するLi電池を巡る動きがにわかに活発化してきた状況は、EV時代の幕開けを告げる号砲と受け止めていいだろう。今回と次回の2回で、EVと電池の周辺をレポートする。
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