日本を含め世界の多くの国に米国金融危機が多大な影響を与えているが、ベトナムでは全般的に活気が続いている。去る3月、ハノイ、ダナン、ホーチミンを訪問する国際機関日本アセアンセンターがアレンジした経済視察ミッションに同行したが、ベトナム計画投資省(MPI)外国投資庁(FIA)のファン・フータン長官(DR. PHAN HUU THAN)が、「世界銀行の調査でも、ベトナムは世界不況の中にあって成長する12カ国の1つに入っている。09年1−2月は3.1%の伸びだったが、我々はこの数字で満足していない。ベトナムは09年も6%以上の成長を遂げなくてはならないと考えている」と語ったなど、元気なベトナム経済の現状を報告したい。 |