ベトナムの高速道路整備事業への参入に向け、日本では官民一体となった取り組みが進められている。大手商社やゼネコン、高速道路事業会社、銀行などが参加する官民研究会は2月、第3回となる会合を開催し、官民が協力してベトナムの道路整備を支援する「ジャパン・パッケージ」の構築を提言した。日本企業の持つ資金とノウハウにはベトナム側も興味を示しており、2月22日から28日にかけて来日したゴ・ティン・ドゥック交通運輸副大臣は国交省との間で協力推進に向けた覚書を締結したほか、研究会メンバーとの間で意見交換を実施している。 |