中国・アジアの工場進出情報

2009.2.15 Vol.21 No.3
事業戦略レポート
粉飾決算を起こした印サティヤム
取引関係のある日系企業にも影響が出る

 インドITの準大手(第4位)のサティヤム・コンピュータ(本社:アンドラ・プラデシュ州)が粉飾決算で株価を高く誘導し、買収の危険から逃れようとした事実が発覚し、経営トップは辞任した後、逮捕された。最近は日本とのビジネス案件も増えていたこともあり、取引のある日本企業には動揺が見られた。強力なリーダーシップとスピードが称えられる近年のインド企業だが、その裏側でオーナー経営者の独善的な経営思想があるとも言われている。インドの今後の経済成長に注目する日本企業に一石を投じそうな事件である。
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