中国・アジアの工場進出情報
2009.2.15 Vol.21 No.3
トピックス
農機メーカー各社がタイに熱い視線
各社一斉にトラクター生産を開始
日本の農機メーカーがタイ市場に熱い視線を送っている。最大手のクボタは78年にタイを代表するコングロマリット(複合企業)であるサイアム・セメントと合弁会社を設立し、一足先に現地生産を開始しているが、タイ東部チョンブリ県のアマタナコン工場団地にトラクター専用の新工場を建設、近く本格生産を開始する。ヤンマーも2009年にトラクターの新工場が稼動する予定。井関農機と三菱農機はタイ駐在員事務所を開設し、将来の現地生産開始に向けた検討に入った。各社ともタイ国内市場だけでなく、東南アジア諸国連合(ASEAN)での拡販を狙っている。
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