中国・アジアの工場進出情報

2009.1.1・15 Vol.21 No.1
ビジネスレポート
ベトナムでの焼酎、清酒製造が軌道に乗った
フエ・フーズ・カンパニー

 ベトナム中部には、世界遺産の町として知られるフエ(HUE)がある。フエは人口30万人ほどの古都で、城壁で囲まれた古い都跡があり、この町の郊外のツイシャン(THUY XUAN)という田舎町に日本酒と焼酎を製造するフエ・フーズ・カンパニー(HUE FOODS COMPANY)がある。同社はアルコール飲料のメーカーとして1995年12月にベトナム政府から投資認可された日本側100%出資の企業。創業当初では日本向け輸出が多かったが、その後のベトナムの経済成長に伴って、ベトナム国内向けがメインになり販売が好調で、タイやラオス、カンボジアといった周辺国でも人気が高まっている。このため、「今後1−2年で日本の連結子会社になるでしょう」(同社日本人幹部)という。
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