中国・アジアの工場進出情報

2008.12.15　Vol.20　No.22 産業アナライズ＜自動車＞ ジャガーとランドローバーをどう活かすか 印タタ・モータースの近未来戦略を読む 　今年３月、フォードは保有するジャガーおよびランドローバーの株をインドのタタ・モータースに約23億ドルで売却、英国を代表する両ブランドはかつての植民地だったインドの企業の手に渡った。株式の譲渡は６月に終了しているが、タタ・モータースは両ブランドの今後の展開について公式には何も明らかにしていない。最近になってインド国内やロシアなど成長市場での販売体制拡充を打ち出したものの、両ブランドで現在進行中だった次世代モデルのための技術開発や資材および部品の購買などについては、フォードとタタの間の長期契約によって「連携」が保証されている。タタ財閥の高級車メーカーとして独自路線を打ち出すのは、かなり先のことになるだろう。モデル数および生産台数の拡大というフォードによる規模追求路線を、果たしてタタは継承するだろうか。 ⇒全文(PDFファイル) ⇒全文(HTMLファイル：図表含まず) ご利用に際しては会員登録が必要です >>>無料登録

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