中国・アジアの工場進出情報

2008.12.1 Vol.20 No.21
ビジネスレポート
急速に変化するラオス、豊富な資源の輸出が後押し
2007年に初の貿易黒字を記録

 去る11月14日、タイのバンコクのホテルを会場に国際機関日本ASEANセンター(本部東京)などが主催した「ラオス投資セミナー」が盛大に開催され、ラオスのスリヴォン・ダラヴォン投資計画大臣は、「ラオスの1人当りGDP(国内総生産)が高まっており、2007-08年には728米ドルを記録した。現在の世界不況の影響は輸出面や民間の資金繰りなどでラオスにも出るだろうが、外貨準備も増え、年8%成長は続けられる。ラオスは貧困国から脱出できる」と語った。直接投資に関し同大臣は、「2008年にタイ、中国、ベトナム、フランス、そして日本など38カ国から69億2,700万米ドルの投資を認可した。日本からは銀行と保険業に是非進出してほしい」と期待した。
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