中国・アジアの工場進出情報

2026.7.1 Vol.38 No.12
バンコクレポート
タイがナフサ不足、石化業界の再編が加速
石油公社とサイアムセメントが合弁会社を設立

 タイが「イラン危機」に見舞われている。中東からの原油調達が困難になっており、国内の燃料油価格が高騰。国民生活に打撃を与えている。こうしたなか石油化学大手PTT(国営タイ石油)傘下のPTTグローバルケミカル(PTTGC)と素材大手サイアム・セメント・グループ(SCG)は、基礎母材となるポリエチレン(PE)とポリプロピレン(PP)の協業で合意し、年内にも新会社を設立する。タイ石化業界は構造改革に取り組んでおり、イラク攻撃によるナフサ危機が業界再編を促す機会となるかもしれない。
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