中国・アジアの工場進出情報

2026.7.1 Vol.38 No.12
産業アナライズ<化学>
福岡でアジア石油化学工業会議開催
持続可能な未来共創に向け国境を越えた連携を

 供給過剰から一転、ホルムズ海峡封鎖に伴いナフサ手当てに翻弄される情勢下でアジア最大の石油化学産業イベント、第44回アジア石油化学工業会議(APIC2026)が福岡県の博多市で5月末に開催された。今回のテーマは「United by Chemistry for a Sustainable Tomorrow(化学の力でつながり、持続可能な未来を共創する)」で、業界の境界や国境、世代を越えた「共創(Co-creation)」によって化学の可能性を広げる意志が示された。全ての国の代表が、地政学リスクによる原燃料供給の不確実性やカーボンニュートラルへの移行、業界の構造的な過剰供給について触れており、生き残りと持続可能な社会の実現に向けた「国境を越えた連携(Collaboration)」が共通認識となっている現状が浮き彫りとなった。
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