中国・アジアの工場進出情報

2026.3.1 Vol.38 No.4
産業アナライズ<自動車>
電池工場の戦い・前編
自前を捨てた欧州に中韓勢殺到か

 電動車の動力源はLIB(リチウムイオン2次電池)が圧倒的に強い。この優位は今後20年や30年は崩れそうにうない。LIB製造メーカーは中国が企業数と生産量で圧倒的な存在感を示す。世界で初めてLIB量産を軌道に乗せた日本は韓国の後塵を排し、LIB生産世界十傑に入るのはパナソニックだけだ。中国はすでに大幅な供給過剰であり、北京政府は「量から質への転換」を誘導する方針を打ち出している。一方、欧州では欧州資本のLIBメーカーがなかなか育たず、BEV(バッテリー電気自動車)普及をねらうEU(欧州連合)はアジア資本のLIBメーカーを誘致する政策に転換し始めた。電池工場の輸入である。
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