中国・アジアの工場進出情報

2025.10.15 Vol.37 No.18
スペシャルレポート
深刻な韓国経済の成長鈍化と採用動向
若者の社会参加への遅れが生み出す「カンガルー族」も増加傾向に

 製造業不振の影響を受け、韓国での雇用冷え込みが深刻化している。雇用労働省が発表した「2025年7月雇用行政統計」によれば、7月の求職者1人当たり求人数は0.40件で、1999年以来26年ぶりの最低水準を記録しているという。また韓国の採用市場は独自の課題を抱えており、それゆえの人材採用の難しさがあり、同国での採用活動にはそのような文化的背景へ理解が不可欠となる。今回の記事では、こうした厳しい韓国の事業環境と採用市場の実態を整理し、人材紹介会社としての視点で韓国労働市場を分析する。
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