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産業アナライズ<新エネルギー> |
カンボジア、2035年再エネ容量シェア80%に拡大へ
中国電力が同国初の出資参画事業で再エネ展開 |
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カンボジア政府は、今夏に公表し、国際連合の気候変動に関する枠組条約事務局へ提出した新たな温室効果ガス削減目標(Nationally Determined Contribution、NDC)において、電源容量における再生可能エネルギーの割合を、2035年には80%まで高めることを掲げている。そんな同国の足元の再エネに関する動向を見てみると、電力庁(Electricity Authority of Cambodia、EAC)のレポートでは、2025年の再エネ発電設備の導入容量は3,392MWとなり、2024年から26.9%増加する見込み。この増加分の大半を占めるのは、8割以上の拡大が見込まれる太陽光発電であるなどとしている。同国の太陽光発電では、中国電力が同社初のカンボジアにおける事業への出資参画プロジェクトに取り組むなど、日本企業各社も再エネの導入拡大に同国で携わる。
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