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産業アナライズ<自動車> |
補助金が終わると会社も終わる
中国・哪吒汽車破綻の背景・後編 |
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中国のNEV(新能源汽車)専業のうち、一定の活動を行い累計の販売台数が1万台を超える、あるいは年産1万台以上の量産工場が建設されたOEM(自動車メーカー)だけで、すでに13社(別表)が破綻もくは創業停止、あるいは重整(再建型の法的手続き)進行中の状態にある。2020年のCOVID19(新型コロナウィルス感染症)蔓延という不運な出来事があったにせよ、日本では考えられない状況だ。規模では不動産大手の恒大集団が主要していた恒大新能源がもっとも大きい。中国ではBEV(バッテリー電気自動車)の値下げ競争が激しさを極めており、破綻のボーダーライン上にいるOEMは相当数にのぼる。中国政府と地方政府の補助金が途絶えれば、破綻企業は一気に増えるだろう。
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