中国・アジアの工場進出情報

2025.6.15 Vol.39 No.11
企業進出スタディ
KOA、2030年に向け供給体制を構築
マレーシアと江蘇省に新工場

 抵抗器大手のKOAが2030ビジョン実現に向けたフェーズ1「確実な成長に向けた基盤づくり」として進めてきた「2030年に向けた供給体制の構築」が最終局面を迎えている。同ビジョンは2030年までEV等のモビリティ市場・産業機器市場の成長を支えるとともに、2040年の創業100周年に向け、新たな事業領域への取り組みを加速するもので、最初の2024年度まで3年間はマレーシア、中国、日本での増産投資や日本での研究開発投資など「確実な成長」を実現するための基盤づくりに注力。この3年間の設備投資額は534億円と当初予定(440億円)を94億円上回った。
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