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バンコクレポート |
タイの中国観光客数が急減、景気回復に赤信号
救済策カジノ法案、国内の反対多く、国会提出を見送り |
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タイの観光業界が揺れている。今年1〜4月の外国人観光客数は1,209万人と、前年同期を0.3%下回った。かつて年間1,000万人を超えた中国人観光客が減少し、足を引っ張った。政府は、今年の中国人観光客数が880万〜900万人と、前年の670万人から増加すると予想していた。しかし最近になって400万〜670万人に大幅修正。これを受け全体の観光収入も3.5兆バーツから3兆バーツに引き下げた。タイは輸出と観光が景気を支えている。米国のトランプ関税に続いて、中国人観光客数の低迷により、タイ経済の回復に赤信号が点滅した。
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