中国・アジアの工場進出情報

2025.6.15 Vol.39 No.11
FOCUS
台湾・韓国への日本企業の投資急増
米中デカップリングで重要度が増す

 台湾と韓国は、半導体産業、電子機器産業に強みを持ち、米中マーケットに対しても太い商流を持つなど、多くの共通点を持つ。その両国に対する外国企業による投資が、ここに来て急増している。背景にあるのはやはり米中デカップリング。米国をターゲットとする中国企業、そして米中双方をターゲットとする日本企業や外国企業による投資が集中している。台湾、韓国ともに、2025年はトランプ関税の影響で下振れを予測しているものの、こうした投資の影響を受け、上向くことも期待できそうだ。
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