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2025.6.1 Vol.39 No.10
政界人脈
《フィリピン》第20期議会の新上院議員:プロフィール(T)
改選12議席はマルコス派5人、ドゥテルテ派5人、リベラル派2人
5月12日に実施されたフィリピンの中間選挙(上下院議員・地方自治体首長・議会議員選挙)は、選挙管理委員会(Comelec)が同17日に国政への影響が最も大きい上院選の確定結果を発表し、改選12議席(通称「Magic 12」)のうち、フェルディナンド・マルコスJr.大統領陣営の当選者は事前の世論調査で優勢が伝えられたにもかかわらず5人にとどまることが確定した。これに対して、大統領と厳しく対立するサラ・ドゥテルテ副大統領の陣営もトップ当選(再選)を果たした現職のボン・ゴー氏、3位当選の現職ロナルド・デラ・ロサ氏をはじめ5人を確保し善戦した。一方、レニー・ロブレド前副大統領(新ナガ市長)の盟友で、「真正の野党」とされるリベラル民主派のバム・アキノ氏が2位、フランシス・パンギリナン氏が5位で上院議員に返り咲いたことは、事前の予想を大きく覆す「サプライズ」として注目されている。
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