中国・アジアの工場進出情報
2025.5.1 Vol.39 No.8
FOCUS
【化 学】
グリーン産業化目指す動きが加速、ロッテ主導の大型プラントが稼働
インドネシアの化学産業においては、グリーン化を目指す動きが続いている。同国では、国内で産する様々な化石燃料を原料とする化学産業が発展してきた経緯がある。だが、環境的にマイナスイメージが強まったことから、事業環境が悪化。米産業ガス大手のエア・プロダクツ&ケミカルズが計画していたメタノール転換プロジェクトから撤退する事態も発生している。エア・プロダクツの案件は、インドネシア産の石炭をジメチルエーテルなどに転換するというもので、一部プラントは2022年に着工していたものの、石炭が絡む事業に投資が集まらなくなったことに加え、住民問題が発生したことからストップしていた。
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