中国・アジアの工場進出情報

2025.4.15 Vol.37 No.7
産業アナライズ<機械>
プラ機械のアジア需要、25年は東南アジアと南アジアが増加
中国と東アジアは前年比マイナス/輸出は10%増

 アジアにおける2025年の日本製プラスチック機械の需要は国・地域ごとに好悪入り交じる展開となりそうだ。日本産業機械工業会(産機工)はプラスチック機械の主力である射出成形機の2025年需要について、東南アジア(タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、カンボジア、ブルネイ、ミャンマー、ラオス)、南アジア(インド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュ)は前年比プラス、中国、東アジア(台湾、韓国)は前年比マイナスを予想している。また、産機工がまとめた「プラスチック機械中期需要予測」によると、射出成形機の2025年輸出は前年比10%増の8,130台となる見通し。
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