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産業アナライズ<自動車> |
EUの自動車規制がもたらす闇・1
BEVの電池は一体誰が作るのか? |
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EU(欧州連合)の自動車規制はOEM(自動車メーカー)とサプライヤー(部品メーカー)の開発現場と財務部門と経営戦術、それと自動車販売店に大きな影響を与える。2025年1月から施行された規制は乗用車と小型商用車のCO2(二酸化炭素)排出のさらなる削減だったが、欧州自動車産業の厳しい現状に配慮し、去る4月1日に「今後3年間での達成義務」へと条件緩和が決まった。今後実施予定の規制はユーロ7排出ガス規制、タイヤから出る粉じんの規制、ブレーキから出る粉じんの規制、車載エアコンに使われている冷媒など多岐にわたる。しかし、これらのうちEU執行部が詳細な規制内容を明らかにしているのはユーロ7排ガス規制だけで、ほかは「規制する」と宣言しているに過ぎない。規制の詳細が明らかにならないため、自動車業界内には多少の混乱が発生している。
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