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産業アナライズ<機械> |
牧野フライス、アジアの生産能力を29年度までに4割増
アジアの売上比率を42%へ/ブラザーは産業用領域強化 |
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工作機械大手の牧野フライス製作所は、本源的価値(intrinsic value)の算定に資するべく、2025年度から2029年度の5年間を対象とする事業計画「企業価値向上に向けて」を2025年2月に策定した。この中で、中国とインドをはじめとするアジアを高成長市場に位置付けるとともに、2029年度までに日本を含むアジアの生産能力を2023年度末の年産5,600台から2029年度までに7,850台へ6年間で4割(2,250台)アップさせる方針を打ち出した。中国、シンガポール、日本での工場および設備の新設・更新、生産の効率化によりアジアの旺盛な需要を取り込み、同地域の売上高比率を2023年度の40%から2029年度に42%へアップさせる。また、ブラザー工業は2025年度から3カ年の中期戦略「CS
B2027」で工作機械、産業用印刷機、減速機などの産業用領域の成長を図る方針を打ち出した。
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