|
|
|
産業アナライズ<自動車> |
世界販売トップ10に異変
中国韓国勢はどこまで食い込むか・前編 |
|
今年第三四半期(7〜9月、以下Q3と略)の自動車世界販売台数で番狂せがあった。中国のBYDオート(比亜迪汽車)がフォードとホンダを抜いて6位、吉利集団が日産を抜いて10位にランクアップした。トップ10に中国OEM(自動車メーカー)が2社入るのも初めてだが、フォードが中国製に抜かれたのも初めてである。一方、韓国のヒョンデ・起亜は3位の座をほぼ定位置化しており、2位のVW(フォルクスワーゲン)グループがよほど大きく落ち込まない限り2位は遠い。年間販売台数では200万台の差がある。中国勢の伸び代はアセアンと欧州、ヒョンデ・起亜も同じ。となれば、来年以降の競争激化は必至だ。中でもアセアンを巡る動向が2025年は自動車産業界の焦点である。
|
|
|
|
|
|
|
|
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。 |
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved |