中国・アジアの工場進出情報

2024.5.1 Vol.36 No.8
FOCUS
【不動産・建設】
需要は安定成長期に移行、阪急阪神不動産が投資加速

 総合不動産サービス会社クッシュマン&ウェイクフィールによれば、インドネシアの不動産市場は全面的に安定した堅調さを維持しているようだ。日本企業も多く取り組んでいるコンドミニアム市場は2023年7〜9月で前年比7.7%増、前期比では1.4%増。販売価格も前年比5.7%アップ、前期比で0.8%アップと極めて安定している。過去の爆発的な成長と比べれば鈍化したものの、先が読みやすく安定した事業環境にあると言えるだろう。同期の不動産需要を見ると、オフィス用、商業用ともに安定しているほか、工業用地ではデータセンターが全体の34%を占めてもっとも多く、次いで製造の11.3%、自動車が9.2%となっている。
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved