中国・アジアの工場進出情報

2023.7.1 Vol.35 No.12
産業アナライズ<機械>
半導体製造装置各社、アジア展開を加速
半導体関連機器・部品のアジア投資も活況

 日本の半導体製造装置メーカーがアジア展開を加速させている。中長期的な半導体市場の拡大を睨み、東京エレクトロンは台湾でオペレーションセンター、アルバックは韓国で開発拠点を建設する。また、TOWAは江蘇省で開発拠点および生産棟を建設するとともに、マレーシア企業の事業を買収した。さらに、アジアでは日系企業による半導体関連機器・部品の設備投資も活況で、ローツェは上海市とベトナム、ダイフクは江蘇省で搬送システム、フジキンはベトナムでバルブの生産体制を強化するほか、ニコンはマレーシアでサービス拠点を設立した。
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