中国・アジアの工場進出情報

2022.10.1 Vol.34 No.17
バンコクレポート
タイの工業団地販売がまだら模様、大手アマタとWHA
EECに外資投資が集中し、周辺国との競争力が低下

 タイで工業団地の用地販売がまだら模様になってきた。大手WHAが今年の販売見通しを1,250ライ(1ライ=1,600平方メートル)から1,650ライに上方修正する一方、アマタは950ライから700ライに減少する見通し。両社はタイ東部で工業団地を運営している。年末にかけコロナ規制緩和による販売増が期待できる半面、今年上半期の不調が足を引っ張ると見方が分かれた。タイはベトナムやインドネシアなどに比べ投資競争力が低下しているとの指摘もある。
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