中国・アジアの工場進出情報

2022.6.15 Vol.34 No.11
産業アナライズ<鉄鋼・金属>
アジアの銅地金需給、2023年に423万トン超の供給不足に
2022年需要は1.9%増の1,860万トン超へ

 アジアの銅地金の需給バランスは2022年が416万9,000トン、2023年が423万5,000トンの供給不足となりそうだ。国際銅研究会(ICSG)によると、アジア(アセアンを除く)およびアセアンの銅地金需要は2022年に前年比1.9%(35万3,000トン)増の1,860万4,000トン、2023年に2.8%(52万8,000トン)増の1,913万2,000トンへ拡大する見通し。一方、供給は2022年に3%(41万7,000トン)増の1,443万5,000トン、2023年に3.2%(46万2,000トン)増の1,489万7,000トンへ拡大する見込みで、少なくとも2023年まで400万トン以上の供給不足を継続するもよう。2021年は需要が1,825万1,000トンに対し、供給量は1,401万8,000トンと423万3,000トンの供給不足だった。
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