中国・アジアの工場進出情報

2022.1.1・15 Vol.34 No.1
バンコクレポート
タイ首相、2050年までの脱炭素を宣言
BCG政策で太陽光など新規投資が増加

 タイのプラユット首相は2021年11月、英国で開かれた国連気候変動枠組み条約・第26回締約国会議(COP26)に出席し、50年までに二酸化炭素(CO2)排出量を±ゼロの中立(ニュートラル)にすると宣言した。65年までに排出量ゼロを目指す。タイは30年までに13年比で20〜25%削減する目標を掲げていたが、これを大幅に前倒しする。脱炭素を掲げることで外資を中心とする企業の新規投資を促すほか、労働集約型から知識集約型社会へのシフトを急ぐ。
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