中国・アジアの工場進出情報

2021.10.15 Vol.33 No.18
産業アナライズ<物流>
EVトラック普及へ取り組みが本格化
温暖化ガス削減を物流サービスのメニューに

 商用電気自動車(EV)に対する取り組みがにわかに活発になってきた。これまで商用EVに対する取り組みは極めて限定的であったが、二酸化炭素排出量の削減やSDGsの観点から顧客サービスの一環として、ニーズが拡大するとの見方が強まったことが大きい。物流会社側のニーズが増加していることを受け、メーカーなど供給側からの提案も始まった。そうしたなか、伊藤忠商事が中国の商用EVリース会社「地上鉄」と組み、アジア全域でのビジネスを開始する方針を決定。一挙に流れが加速する見通しとなってきた。
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