中国・アジアの工場進出情報

2021.8.1・15 Vol.33 No.14
バンコクレポート
タイが10月にコロナ隔離を免除、観光客など受け入れ
南部プーケット島は7月に開放し経済再建を促す

 タイのプラユット首相は6月16日午後、テレビ演説し今年10月に海外からの入国者に義務付けている14日間の隔離措置を免除すると明らかにした。新型コロナのワクチン接種済みを条件に全国で受け入れる。7月1日には南部の観光地プーケット島で緩和策を先行導入した。タイ経済は外資企業の投資と観光に支えられており、コロナ渦により人の行き来が途絶えたことで打撃を受けた。首相は「感染が拡大すれば見直しもあり得る」と言いながらも、早期の経済再建に向けて「120日以内に全面開放することを決めた」と表明した(本レポートは7月中旬の現状です)。
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