中国・アジアの工場進出情報
2021.7.15 Vol.33 No.13
バンコクレポート
タイ政府が配車サービスを認可、Ｇｒａｂに朗報
コロナ渦で料理宅配が普及、東南アジアの社会変革促す
タイ政府は５月25日、スマートフォンを通じたタクシーの配車サービスを閣議承認した。登録した自家用車を配車サービスとして認可する。タイではシンガポール大手「Ｇｒａｂ」が定着しつつあるが、グレーゾーンとして野放しだった。バンコクのタクシーの悪質ぶりは有名で、外国人観光客や現地邦人には頭痛の種になっている。登録制はコロナ終息後の観光復興に朗報となる。タクシーだけでなく宅配などで配車サービスの利用者のすそ野は広がっており、東南アジアの社会生活を変えようとしている。
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