中国・アジアの工場進出情報

2021.3.15 Vol.33 No.5
FOCUS
【その他産業の動向】
不動産など内需をターゲットとする投資が増加

 2020年のインドネシアに対する日本企業の投資は、内需型の案件が増加した。なかでも目立ったのが不動産関連での投資。都市部で土地不足が進行し、企業拠点が郊外へと向かうなか、その近隣に新たな住宅需要が誕生していることが背景にある。不動産仲介業では厳しい外資規制が存在する一方で、不動産開発業や管理業では規制がないことも、日本企業による投資の増加を後押ししている。不動産以外の分野でも内需型の投資が増加している。
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