中国・アジアの工場進出情報

2020.7.1 Vol.32 No.12
産業アナライズ<機械>
金属加工機械5社のアジア事業
2020年度も大幅な減収に

 金属加工機械メーカーのアジア事業が厳しい局面に立たされている。自動車需要の低迷、米中貿易摩擦の長期化、2019年12月に湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスにより製造業の設備投資が先送りされ、オークマ、牧野フライス製作所、アマダ、アイダエンジニアリングの2019年度アジア売上高は大幅な減収で期を終えた。新型コロナウイルス感染の収束見通しが立たないなか、2020年度も各社ともに大幅な減収を余儀なくされる見通しで、DMG森精機、牧野フライス、アマダは2020年度売上高について二桁減を予想している。
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