中国・アジアの工場進出情報

2020.6.15 Vol.32 No.11
政界人脈
《ASEAN》労働大臣特別テレビ会議の各国代表
「新型コロナ感染症の労働・雇用への悪影響」対策を協議

 東南アジア諸国連合(ASEAN)は5月14日、「新型コロナウイルス(COVID-19)感染症が労働・雇用に及ぼす悪影響への対応」を協議する「労働大臣特別テレビ会議」を開き、(下記の)加盟10カ国の労働大臣(または労働担当大臣)が出席した。会議後の共同声明では、「解雇や雇い止めにあった全ての労働者が、雇用主から適正な補償が受けられるとともに、各国政府による社会的支援や失業給付金などへの受給資格が付与されるように(各大臣が)最大限の努力を行う」ことなど9項目の合意事項を確認した。一部の国でCOVID-19クラスターが発生した移民労働者(低熟練外国人労働者)のコミュニティに対しては、各国政府が適正な医療と社会的支援を提供するとともに、差別防止に尽力することを申し合わせた。
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