中国・アジアの工場進出情報

2019.12.15 Vol.31 No.22
産業アナライズ<機械>
家庭用ミシン大手2社、産業分野を強化
印・東南アジアで販売拠点の新設を検討

 家庭用ミシン大手2社が産業分野を強化している。蛇の目ミシン工業とブラザー工業が2019年度にスタートした中期経営計画でそれぞれ産業機器事業、工作機械事業を強化する方針を鮮明に打ち出しており、蛇の目ミシンはメキシコに続き、インドと東南アジアで販売拠点の新設を検討しているほか、日本、台湾、タイの3拠点を対象に生産体制を見直す。一方、ブラザー工業は2019年に江蘇省と広島市に営業拠点を開設したのに続き、2020年には刈谷工場(愛知県刈谷市)にショールームを開設する。また、陝西省で増産投資を計画している。
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved