中国・アジアの工場進出情報

2019.9.15 Vol.31 No.16
ビジネスレポート
スリン振興でバンコクでの弁護士業を畳んで帰省したベンさん

 バンコクで新進気鋭の弁護士として活躍していたにも関わらず、田舎にもどって健康食品ビジネスを立ち上げた若手起業家がグライユット・コンタウィー(Kraiyoot Kongtawee、愛称ベン)さん。タイで母親が住む故郷のスリンに戻って、無農薬などケミカルフリーの健康食品の工場を立ち上げ、スリンのお米を使ったアスリート向けEnergy Bar「ProEngy」を2017年に開発、発売し、来年(2020年)からはその輸出も始めたいという。「地元スリンで事業を拡大し、若者が遠いバンコクに出稼ぎに行かなくてもよいスリンになれる嚆矢を放ちたい」と考えて、母親と組んでの健康食品を相次ぎ開発中。ベンさんはタイで著名な国立大学、タマサート大学でも名門学部の法学部で刑法を専攻、修士コースも終えている弁護士。学生時代にはラグビー選手としても活躍した。1985年4月5日生まれで、現在34歳。
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