中国・アジアの工場進出情報

2019.6.1 Vol.31 No.10
産業アナライズ<機械>
建機各社の中国事業が調整局面へ
2019年度はコマツと日立建機が減収見込む

 日本の建設機械メーカーの中国事業が調整局面に入りつつある。コマツ、日立建機、住友重機械工業の2017年度中国売上高は3社ともに大幅な増収を達成したものの、2018年度は需要の減速や価格競争力の激化によりコマツが前年度並みにとどまったほか、日立建機が減収を余儀なくされた。2019年度は両社ともに二ケタ減を見込んでいる。一方、住友重機械は2017年度に続き、2018年度も大幅な増収で期を終えた。なお、コベルコ建機は地域別の売上高を公表していない。
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