中国・アジアの工場進出情報

2019.4.15 Vol.31 No.7
産業アナライズ<鉄鋼・金属>
兼房/天龍製鋸、アジアで工業用機械刃物の生産体制を強化
江蘇省・インドネシア拠点増強/遼寧省・ベトナムに新工場

 日本の工業用機械刃物メーカーがアジアで積極投資に動く。人件費の安いアジアで生産体制を強化し、旺盛な需要に対応するとともに、価格競争力を強化するためで、兼房は2019年に江蘇省、インドネシア拠点を増強するほか、2020年にベトナムで現地生産に乗り出す。また、天龍製鋸は遼寧省で中国第2工場を2019年春に立ち上げる。一方、東洋刃物はフェローテックホールディングスとの提携を通じ、海外戦略を見直す。
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