中国・アジアの工場進出情報

2019.2.15 Vol.31 No.3
産業アナライズ<鉄鋼・金属>
電線メーカー各社、産業機械市場で攻勢
アジアと日本で供給体制強化

 日本の電線メーカー各社が国内外で積極投資に動く。産業機械需要の活況により、同機械向けの電線・ケーブル需給がひっ迫しているためで、日立金属は中国、ベトナム、日本でFA・ロボット用電線の生産能力を2020年上期に増強する。また、大電は中国でFA・ロボット用ケーブル工場を2018年春に立ち上げたのに続き、2020年にも日本で同ケーブルの工場を建設する。さらに2018年6月には東京特殊電線がフィリピンにフレキシブルフラットケーブル(FFC)工場、同7月には昭和電線ホールディングスが家電・産業機器向けワイヤハーネス工場を立ち上げた。
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