中国・アジアの工場進出情報

2018.11.1 Vol.30 No.19
ビジネスレポート
薬漬けの「点滴農業」追放をタイから訴える田中鴻志氏
直営牧場、無農薬農場、日本食レストランチェーン『黒田』を経営

 バンコクに550バーツ(約1,700円)で和食が食べ放題の『黒田』という日本人経営のレストランチェーンがタイ人をメインの顧客として人気店になっている。筆者もタイ人の友人などを安く「接待」できるレストランとして長年お世話になっている。よく出かけるのは筆者のバンコクのアパートに近いBTS(高架鉄道)エカマイ駅付近にある『黒田』で客の8割がタイ人。バンコクにもう一つ『黒田』RCA店、そして日系工場も多数進出しているアユタヤとコラートにも『黒田』は店を構えている。『黒田』のメニューで使われている野菜はオーガニック(無農薬有機農法)の直営農場で栽培し、『黒田』のバーベキューコーナーで出される牛、豚、鶏も同じ直営農場で肥育している。『黒田』はバンコクに限っても1,000以上ある日本食レストランの草分け的存在。
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved