中国・アジアの工場進出情報

2018.9.15 Vol.30 No.16
産業アナライズ<鉄鋼・金属>
アジアで日系企業のコイルセンター投資が活発
華東/マレーシア/ミャンマー拠点を増強

 アジアで日系企業によるコイルセンター投資が相次いでいる。成長するアジアの鋼材需要を取り込むほか、自動車、電気機器メーカーをはじめとする顧客の生産における市場・地域の分散化、地産地消ニーズの高まりに対応。2017年第4四半期に住友商事が台湾、マレーシア法人の資本再編を実施したのを皮切りに、2018年には阪和興業、マブチモーター、神鋼商事が華東地区(山東省、江蘇省、安徽省、浙江省、江西省、福建省、上海市)でコイルセンターをそれぞれ建設、買収、増強するほか、阪和興業がマレーシア法人を子会社化する。また2019年にはアール・ケイがミャンマー第2工場を立ち上げる。
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