中国・アジアの工場進出情報

2018.6.15 Vol.30 No.11
ビジネスレポート
投資減少 八方塞がりのミャンマー

 民政化以来、「最後のフロンティア」として投資急増が期待されたミャンマーだが、国民民主連盟(NLD)政権下で投資縮小傾向を止められないでいる。複数のミャンマー人ビジネスマンはスーチー国家顧問以外に強力な指導者が見つからない現状を筆者に憂いた。前テインセイン政権下の2015年に年100億米ドル近くに高まったミャンマーへの外国投資認可だが、ミャンマー政府のDICA(国家計画経済開発庁投資企業管理局)によればスーチー政権1年目である2016年度に30億ドル程下げて66億ドル、2018年3月までの2017年度では57億ドルと2年連続で下がり続けている。しかも製造業の投資は少なく、発電や不動産関連分野が中心。ミャンマー最大課題の少数民族問題が一向に解決に向かわず、ロヒンギャ問題も解決に向けた動きが乏しくミャンマーへの投資意欲を減退させている。
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