中国・アジアの工場進出情報

2018.6.1 Vol.30 No.10
産業アナライズ<機械>
建機各社の中国事業、2018年度もプラス基調を維持
需給ギャップ改善/コマツがニケタ増を計画

 建設機械メーカーの中国事業が空前の活況を呈している。中国の油圧ショベル販売台数は2014年3月から2016年1月まで23カ月連続でマイナスが続いていたが、政府によるインフラへの投資が後押しし、同年9月以降、右肩上がりで拡大。この勢いは2017年に入っても衰えず、2018年も前年比プラスとなる見通し。こうしたなか、日本の建機メーカー3社(コマツ、日立建機、住友重機械工業)の2017年度中国売上高は3社ともに大幅な増収を達成。2018年度もコマツがニケタ増を見込んでいる。なお、コベルコ建機は地域別の売上高を公表していない。
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